SPIEGEL ONLINE - 2011年4月20日
脱原発に向けた行程表はまだない。3日間の集中討議を経て、倫理委員会は、期日を確定できなかった。環境保護派は、2015年もしくは2017年には脱原発が可能とし、エネルギー業界は2020年を目標としている。倫理委員会には、政界、学識者、経済界、教会などから17名が参加し、原発なしの安全なエネルギー供給について意見を交わしている。
元連邦環境大臣のテプファー倫理委員会委員長によると、“様々な異なる意見があるので、意見が簡単にはまとまらないことは最初から明確だった。しかし、全員が、新しいエネルギー供給システムがドイツで作られる必要がある、という意見である・・・